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カナダでプログラム教室のボランティアに参加します

先日10月2日から、カナダのバンクーバー近辺で活動しているGame of Appsという団体で講師としてボランティア活動を始めました。 Game of Appsとは、Secondary Schoolで子供たちにアプリの作り方を教える活動です。 カナダには学校が直接かかわる部活動というのはなく、外部から講師を呼んでやるというスタイルが一般的のようで、このGame of Appsもそのような団体のひとつです。

無償でプログラムを教えるという活動については個人的に思う事があります。 すこし自分語りのようになってしまいますが、僕自身がプログラムを始めたきっかけは神奈川県にあるこども科学館で行われていたプログラミング教室でした。 その教室の内容としてはカメのアイコンをペンに見立てて絵を描けるお絵かきソフトを使って for 文や if 文、またフィボナッチ数列などの見た目にインパクトのある数式を学び、ドローイングプログラムの作成を通して仲間とのコミュニケーションの喜びやプログラミング能力そのものを培うというものでした。

その後の詳しい経緯については以前Frogでインタビューを受けたのでここには書きませんが、そこを通じて興味を持って続けていたプログラミングが長じて仕事に繋がり、今は海外で仕事をしているという現状になっています。

今回Game of Appsに参加することに決めた大きな理由として、この僕の幼少期の経験にあります。 パソコンなんてすべての家庭にあるわけではない時代(20年以上前)、教育熱心な母がそこに通わせてくれなかったら、今は違う道にいたんじゃないかなぁと考えることがあります。 当時は考えもしなかったことですが、Game of Appsに参加するきっかけがあったときに、主催であるRolandが自分とまったく同じ経験をしていて団体を立ち上げたのだと聞いたときに電流が走りました。これはかつて自分が機会を与えてもらった幸運に対する何かの恩返しのチャンスなんだと強く感じ、参加を決意しました。 好奇心の塊である子供たちに、少しでもモノ作りの喜びを知ってもらいたい。関わった子たちの何人かがいずれコンピュータ関係の仕事についたりして、「あの時プログラムを勉強するきっかけがあってよかった」と思ってくれたら最高です。

関わった子供たちは僕のことを忘れてくれていいんだけど、「なんとなく楽しかったな」というのが長く記憶に残るようにしたい。 どうしたらそうなるかは分からないけれど、少しずつ子供たちを理解して、楽しさを伝える行為に関わっていけたら良いかなと思っています。